「プルデンシャル生命の現状」(ディスクロージャー誌)および決算ニュースリリースの誤り及び再発防止策について

2020.09.25

このたび、当社において2019年度決算のディスクロージャー誌、および、決算ニュースリリースに誤りがあることが判明いたしました。概要と再発防止策について下記の通りご報告申し上げます。このような事態が発生し、お客さまにご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

7月31日、8月28日と2度にわたりディスクロージャー誌等の誤り及び再発防止策のお知らせを発表致しました。その後も、引き続き徹底した調査、検証を行った結果、今回の誤りが判明いたしました。当社ではこれまでの一連の誤りを重大な問題ととらえ、更なる内部管理態勢の強化を目的に、外部の第三者を交えたタスクフォースを組織することといたしました。外部の意見も取り入れながら、引き続き徹底した調査の実施、根本原因の分析および再発防止策の検討に真摯に取り組んでまいります。

  1. 1誤りの概要

    2019年度決算のディスクロージャー誌等の、「保険会社及びその子会社等である保険会社の保険金等の支払能力の充実の状況(連結ソルベンシー・マージン比率)」における、資産運用リスク相当額の金額に誤りがございました。数値の詳細につきましては添付の正誤表をご確認下さい。
    今回発覚した誤りは、資産運用リスク相当額を構成するリスク相当額の一つである「再保険リスク相当額」の計算において、一部の再保険契約の計上が適切になされていなかったものとなります。
    再保険リスク相当額は、「再保険を付したことによって積み立てないこととした責任準備金及び支払備金」を基準に計算しておりますが、その金額の集計が一部漏れていたことにより、再保険リスク相当額の計算に誤りがございました。
    なお、当社単体のソルベンシー・マージン比率の「再保険リスク相当額」の計算においては、正しく集計した「再保険を付したことによって積み立てないこととした責任準備金及び支払備金」を基準に計算しておりましたので、正しいものとなっておりました。

  2. 2再発防止策について

    本件のディスクロージャー誌の記載誤りが発生した原因は、集計対象の確認に不十分な点があったためと認識しております。
    当社ではこれまでの一連の誤りを重大な問題ととらえ、外部の第三者を交えたタスクフォースを組織しました。その中で、外部の意見も取り入れながら根本原因の分析および再発防止策の検討に真摯に取り組み、内部管理態勢を強化することで再発防止に努めてまいります。

  3. 3訂正内容の詳細

    ディスクロージャー誌および決算ニュースリリースにおける訂正箇所や訂正内容については、9月25日付のニュースリリース「「プルデンシャル生命の現状 2020」(ディスクロージャー誌)および決算ニュースリリースの訂正について[PDF:482KB]」をご参照ください。

    当社では今後もお客さまに正確な情報提供を行うため、⼀層の業務体制強化に努めてまいります。